
今日はお盆。
大沼家でも、ご先祖さまをお迎えする「精霊棚(しょうりょうだな)」を準備しました。
女将さんから教えてもらったのですが、お盆とは、生者と亡者の修行期間でもあるそうです。
ご先祖さまがこちらの世界へ帰ってきて、私たちもまた、ご先祖さまや命について思いを馳せる。
そんな時間なのかもしれません。
お盆には、きゅうりで馬、なすで牛を作る「精霊馬」の風習があります。
きゅうりの馬に乗って、ご先祖さまには少しでも早く帰ってきてもらう。
そして、なすの牛に乗って、帰りはゆっくり、ゆっくり帰ってもらう。
そんな願いが込められているそうです。
こうして昔から続いてきた風習の一つひとつには、ご先祖さまを想い、命に感謝する気持ちが込められています。
旅館大沼で日々過ごしていると、女将さんから、こうした昔からの暮らしや文化を教えてもらうことがあります。
私たちが今ここにいるのも、たくさんの命がつながってきたからこそ。
いつも見守ってくださっているご先祖さまに、
感謝を込めて。
旅館大沼でお客様に温泉整体を施術している、「ひかるん」こと高橋ひかるが書きました。

