第二回 潟沼龍神祭＆
お鉢巡りのご案内
いつまでも見る人を魅了する、この美しい潟沼はいつできたのでしょうか？
「続日本後紀」の承和四年（837）四月十六日の条に鳴子火山の爆発の様子が記述されています。
「陸奥国言す。玉造塞の温泉石神、雷響き振い、昼夜止まず。温泉河に流れてその色漿の如し。加うるに以って山焼け谷塞がり、石崩れ木を折る。更に新沼を作る。沸声雷の如し。この如き奇怪、勝げて計うべからず。よって国司に仰して災異を鎮謝し夷狄を教誘せしむ。」
すなわち、当時この地に火山の大爆発がおこり温泉が沸騰して流れ出し、さらに「新沼」ができたと記されておりますが、これが「潟沼」なのではと伝わっています。
この潟沼には、いつしか龍神が棲むと言われ龍神の小さな祠が静かに祀られています。たまにお参りにいくとお供え物がしてあり、今でも龍神様を信仰している人々がいることがうかがわれます。
昨年、不思議なご縁がかさなり第一回目の「潟沼龍神祭」を行うことができました。
そして、潟沼誕生から1186年たった2023年9月24日、第二回目の「潟沼龍神祭」を開催いたします。
鳴子温泉の源につながる存在に感謝をささげ、混乱が続く現代社会が少しでも鎮まりますよう、巨大なゴングの響きや笛、太鼓、三味線の演奏、舞いやアートなどを奉納させていただきます。参加アーティストの皆様には心より感謝申し上げます。
奉納演奏の後は、「鳴子温泉もりたびの会」の齋藤理さんのガイドで新しくできた登山道を歩き、潟沼お鉢めぐりを行います。
美しい緑色の潟沼を見下ろす絶景は皆様の記憶に残ることになるでしょう。皆様の御参加をお待ちしております。
潟沼龍神祭実行委員会 大沼伸治
奉納演奏＆潟沼お鉢巡り
- 開催日
- 2023年9月24日（日）
- 時間
- 9：30～神事・奉納演奏
10：00～潟沼お鉢巡り - 場所
- 潟沼周辺
- 内容
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潟沼に棲む、龍神様に奉納演奏を行った後、潟沼の登山道をたどり登拝します。
水谷翔【ゴング】
四倉由公彦【笛・太鼓】
宮本悠合【ライブペインティング】
テオヘイズ【三味線】
宇佐見仁【舞踏】
那須勲【神籬制作】
齋藤理【潟沼お鉢巡りガイド】 - 料金
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奉納演奏 無料
潟沼お鉢巡り 1人3000円（ガイド付、保険料込）
ガイド 鳴子温泉もりたびの会 齋藤理 - 主催
- 潟沼龍神祭実行委員会
- 共催
- 東鳴子温泉観光協会
メンバー紹介
(潟沼龍神祭実行委員会）
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水谷 翔（みずたにしょう）
【ゴング】THE KOKONOE·GIZA代表。信州大学大学院卒（医工学修士）。直径152cm•日本最大級ウルトラゴングの奏者として日本全国を行脚。本祀の波動空間は、龍神信仰と畏敬心を回帰させる稀有な機会となるでしょう。
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四倉山 公彦（よつくらゆきひこ）
【笛、太鼓】サウンドアート、即興演奏、郷士芸能愛好家で国内外にて活動。鳴子では温泉文化と電子音楽をテーマにした【嗚響】などに参加。士地、人、そして湯のご縁を感謝し、即興演奏を奉納させていただきます。
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宮本 悠合（みやもとゆり）
【ライブペインティング】画家・イラストレーター・グラフィックデザイナー。海外展示など活動は多岐にわたる。鳴子ではこけしグッズ、壁画などを制作。龍神祭当日には長年ご縁を繋いできた鳴子と潟沼の龍に感謝を伝えるライプペイントを行う。
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テオ ヘイズ
【三味線】現代美術家、奉納三味線演奏者。2014年パリ南仏個展。2021年兵庫県立美術館個展。鬼の由来、霊とオヌ（隠ぬ）をテーマに神秘体験に基づく作品を展開。昨年に引き続き鳴子の神霊との交信が楽しみです。
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宇佐見 仁（うさみじん）
【舞】神道武道芸能に通じ、日本伝統の身心の存様を基軸に即興神楽グループ「ウタマヒノッカサ」を立ち上げる。潟沼龍神様に喜ばれる祭りとなりますように！！
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那須 勲（なすいさお）
【宝珠悉皆師・龍神祭神簸制作】幼少期からの石への関心より世界40カ国余を巡り国内外の装身具・エ芸を研究。ファッションのみならず、人の美意識と工芸技術を人のマインドスウィッチとし、神話的世界観で作品を国内外に発表し続けている。
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齋藤 理（さいとうおさむ）
【ガイド、ツアーデザイナー】2018年カルデラの地形に惹かれて鳴子温泉へ移住。地域の暮らしぶりに触れるエコツアーを企画・ガイドする。皆さんとお鉢巡りの山旅を楽しみにしています。
お申込み
潟沼お鉢巡りは定員に達しましたので受付を終了しました。
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