東鳴子温泉旅館大沼
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年に一度の休館日 – 旅館大沼
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年に一度の休館日

ポカラ
鳴子もようやく梅の花が咲いてきました。4月の初め、年に一度だけ1週間ほど宿の営業を休んで全館のメンテナンスをします。この時は従業員の方々もお休みして、心身のリフレッシュをします。普段旅行ができない私もこの休みを利用して勉強がてら旅をすることが多いです。一昨年は地震直後で生々しい爪痕が残る能登に行きました。はじめての能登でしたが、「さんなみ」さんや「さか本」さんなど素晴らしいお宿を訪ねることができ、心に残る旅となりました。昨年はインドとネパールに行きました。不思議の国インドというだけあって、カルチャーの違いにドキドキしながらの旅でしたが、ヒマラヤのふもとネパールのポカラに入ってからは、「ツゥシタ」というペンションを営む日本語の上手なネパール人のオーナーと巡り会ったこともあり、普段ではいけないようなタトゥパニと呼ばれる現地の人が川原のわきを掘って入る温泉に行ったり、彼の取り組むエコファームなどを見学したりととても充実した時間をすごしました。私たちがネパールに入った翌日が、偶然にもお釈迦様(お釈迦様はネパールで生まれました)の誕生日ということで、年に何回かある?ネパールの正月でした。「ペンション ツゥシタ」を経営するラジェスさんに夜が明ける前にサランコットの丘に連れて行ってもらい、真っ暗な中、ヒマラヤの山並みが徐々に初日の出に浮かび上がってくる光景を目の当たりにし、その荘厳さに言葉を失いました。今思い出しても鳥肌が立つ思いです。ポカラの「ペンション ツゥシタ」はオーナーが日本語が上手でいろんなことを教えてくれますのでおすすめです。もしご興味がある方はご紹介します。前置きが長くなりました。それで、今年はどこに行ったかという話ですが、今年は東鳴子温泉「旅館大沼」を満喫しています(笑)メンテナンスが多岐にわたっていることや、自分の身の回りも普段なかなか片付けられないので、宿から離れずじっくり東鳴子温泉の「旅館大沼」でお客さん気分でじっくり湯治をしてみようとなったわけです。朝は普段通り6時ごろ起き裏山の湯殿山神社まで登り、祝詞をあげます。山からもどってきてから朝陽の差し込む誰も入っていない大浴場の千人風呂にのんびりつかって、温泉の中で体をゆっくりほぐします。お客様はだれもおりませんので、8つのお風呂は全て貸切です。ふ~~~。普段はお客様がおられますので常にどこか緊張していますが、自分の宿の温泉に心の底からリラックスして入れることは、世界中のどんな最高の温泉浴にもかなわないほど気持ちの良いものです!そして、日中は休み明けからのお客様により快適に過ごしていただけるよう、掃除やメンテナンスに精を出します。そんな、私たちにとっての非日常生活もあと2日。瞬間瞬間非日常を体験したいと思いから、いつもはばたばたのブログですが、今回はかなり長めのブログになっているというわけです。最後までおつきあいいただきありがとうございました!

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