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光の仲間達~Vol.6 – 旅館大沼
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光の仲間達~Vol.6

 光の仲間達~Vol.6


東京都 東京大学大学院総合文化研究科教授
ロバート キャンベルさん


日本人以上に日本に詳しいと評判のロバートキャンベルさんは
NHK教育の「Jブンガク」や朝の情報番組「スッキリ!!」
などの出演で、お茶の間にはすっかりおなじみの顔です。


実際にキャンベルさんと接して感じる印象は、穏やかで
物腰が柔らかく、知的で、おしゃれで、一瞬にして輝く
笑顔でまわりにハッピーな雰囲気をつくってしまう
とても素敵な方です。


以前、雑誌の取材で鳴子温泉郷をご案内したのがご縁で
是非鳴子で東大のゼミを行おう!という話の矢先に大震災
が起きました。


キャンベルさんから、被災地や被災者に対して何かできま
せんか?という問いかけがありました。


キャンベルさんいわく、ここ十数年くらい前から、文学作品
をともに読み、自由に語り合うブック・クラブと呼ばれる
読書会が海外などで盛んだということです。


鳴子温泉郷には、小さなお子さんからお年寄りまで1000人
を越える被災者の方々が被災地からの2次避難先として
滞在しています。


そうした皆さんと1冊の本を同時に読み進めることで、
激変した環境の中で気づかなくなった、あるいは表しにく
く感じる自分の感情をほぐし、自由に表現できる場ができ
ないかと、今回キャンベルさんが立ち上げたのが
「鳴子ホッとスプリング読書倶楽部」です。


「鳴子ホッとスプリング読書倶楽部」を立ち上げるにあたり
まず、キャンベルさんは被災地の現場をみたいということで、
仙台の吉川由美さんに案内してもらい仙台の若林区、そして
特に被害の大きかった南三陸町などをまわりました。


視察中、急遽でしたが避難所になっている志津川中学校の
廊下に椅子を並べ、「白」をテーマにした文学談義を
行ったり、鳴子の宿でも避難者とともに語り合いました。


眼下には、海につながる瓦礫の町があります。そこでは
肉親、家など全てを失った人々肩を寄せ合って避難していました。
そうした中で、キャンベルさんが静かに語る「白」に
まつわる話は、それぞれの心にどんなイメージを結んだの
でしょうか。


5月から9月まで10回にわたり、主に鳴子温泉郷に
避難してきている方々を対象に「鳴子ホッとスプリング
読書倶楽部」が行われます。


この読書倶楽部は、下記のような3部構成となっています。


第1部:避難している中学生対象の「ガチでドクショ」
第2部:避難者はじめ一般の方も聴講できる
   「キャンベル先生のホッとスプリング放談」
第3部:20歳以上の避難されている方々を対象とした
    「大人でじっくり本を読もうぜ倶楽部」



開催日は以下の通りです。


2011年5月22日(日)/6月5日(日)
6月19日(日)/7月3日(日)/7月16日(土)
7月31(日)/8月14日(日)/8月28日(日)
9月11日(日)/9月23日(金)


第2部の「キャンベル先生のホッとスプリング放談」は
被災者以外の一般の方も聴講できますので、ご興味の
ある方はご参加ください。
最後にこうした得難い機会をいただいたロバートキャンベル先生
に心より感謝を申し上げたいと思います。
お問い合せは「鳴子ホッとスプリング読書倶楽部」事務局
旅館大沼 0229-83-3052 五代目湯守大沼伸治までどうぞ!


 


 


 


 


 


 


 


 

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