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光の仲間達~Vol.5 – 旅館大沼
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光の仲間達~Vol.5

 光の仲間達~Vol.5


東京都 エコツーリズムネットワーク「リボーン」
壱岐健一郎さん


環境に配慮した天ぷらバスを走らせる旅行会社がある。
大豆レボリューションで私たちとネットワークを組む
NPO法人トージバの神澤さんからそんな話を聞いた時、
是非一緒に仕事をさせていただきたいと思ったのを
おぼえています。


国内外を問わず、エコを意識したテーマ性の高いツアー
でディープなファンを魅了する旅行会社、それが
壱岐健一郎さん率いる「リボーン」です。


聞けば、壱岐さんは山形県金山町でこども園の園長をしている
私の大学の同級生とも知り合いのようでした。


そんないろんな縁を感じていたところに大震災が起きました。


壱岐さんは、天ぷらバスで東北大震災の復興に行こうと
お客さんに呼びかけたところ、何百人もの若者が集まった
そうです。


東京からのボランティアチームの行程はハードそのもの。
金曜の夜中に出て、石巻に早朝着。泥かきに汗を流し、
その夜には東京に戻るという24時間の強行軍です。


そんな流れの中、ハードな肉体労働や強行スケジュール
は難しいけれど、何とか被災地、被災者のお役に立ちたい
という若い女性の声も多かったそうです。


そこで、当館に壱岐さんから1泊温泉に泊まる行程の支援
をやりたいと打診があり、現地でケアをアレンジしてくれ
ている知人と協働し「ライフカフェ」を被災地で行う1泊型の
支援スキームが生まれました。


心に大きな傷を負っている被災者の方々が、何気ない会話
や手作りのスイーツ、香ばしいコーヒーのアロマなどで心が
和らぎ、次に進もうという気持ちが少しでも芽生えてくれればと
願い活動しています。


「ライフカフェ」の様子がわかる壱岐さんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/ecotour/


宿においては、私も温泉や現地の話もさせていただいておりますが、
参加者の熱心で意識の高い姿勢には本当に驚かされます。


これもひとえに、壱岐さんが長年培ってきたが姿勢や考え方が
参加者とのコミュニケーションの中でしっかり浸透しているのだ
なと感じました。


今後も「リボーン」さんとは被災地支援のみならず、農と温泉を
組みあわせた旅や様々な人と出会う旅などやれることがたくさん
あると思っています。


楽しみです!


リボーンさんのHP。
http://reborn-japan.com/


 

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