東鳴子温泉旅館大沼
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光の仲間達が集まる ベースキャンプ的温泉宿 – 旅館大沼
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光の仲間達が集まる ベースキャンプ的温泉宿

2011.3.11の大震災からあと一週間で一年を迎えます。


この一年間、全国各地から老若男女、個人、会社問わず、様々な方々
が被災地や被災者の力になりたいと駆けつけてくれました。


その全ての方々をご紹介することは到底できませんが、湯守や宿
とご縁のあった方々から何組かの光の仲間達をご紹介させていただきます。


【愛媛 弓削島 しまの会社 兼頭一司さん】


愛媛県の弓削島で島民の島民による島民のための島の会社「しまの会社」
の代表を務めている兼頭一司さん。
鳴子で平成16年から行っていた「田んぼ湯治」にも来てくれて以来の
友人で、熱い熱い地域の活動家です。
6月に被災した石巻に入り、津波で流された缶詰工場の缶詰を泥の中から
拾い、洗浄するという作業を当館に泊まりながら行いました。
昨年度、彼が立ち上げた「しまの会社」はその活動を認められ、
平成23年度の過疎地域自立活性化優良事例表彰における総務大臣賞を受賞
しました。彼が泥の中から拾った缶詰は、私の宝物のひとつとなっています。


しまの会社
http://www.kibounoshima.jp/kaisha/



【ap bank & 渋温泉旅館組合青年部の皆さん】


震災後まだ間もない4月。音楽プロデューサー小林武史さんらap bankの方々と
渋温泉の若旦那衆が、岩手の大槌町で渋温泉の温泉を運び足湯を行いました。
遠く長野から立派な足湯用の車と装備で駆けつけて来られました。
大槌での足湯の振る舞いが終わった後、再度足湯を行うための
温泉補給をしに当館を深夜訪れ、翌朝源泉をタンク車に満載して、被災地に
足湯の振る舞いに出かけ行きました。皆さんお疲れ様でした!温泉は癒しの
王様ですね。


渋温泉旅館組合
http://www.shibuonsen.net/


ap bank
http://www.apbank.jp/



【ネパリバザーロさん】


ネパリバザーロさんは、ネパールでスパイスや雑貨、衣類などを生産してもらい
それを日本で販売しているフェアトレードの会社です。石巻で被災したお店に
ネパリバザーロさんの商品が入っていたことがきっかけで、毎月石巻等
の被災者の方々ををバスで東鳴子温泉に招待し、温泉に入ってもらったり、
公民館の厨房を借りて手作りのごちそうをふるまっています。代表の土屋さん
は本当に優しい温かな雰囲気を持った方です。そしていつも行動は信念に満ちて、
いて一度決めたらやり通すという強さを感じます。スタッフの多くは若い女性で
土屋さんを中心に楽しそうにいきいきと動いています。今年もこの活動は
継続されるようです。ありがたいです。


被災者と「鳴子ホッとスプリング読書倶楽部」を行った
ロバート・キャンベル東大教授とネパリバザーロ代表の
土屋さん。


ネパリバザーロの通販ショップ VERDA
http://www.verda.bz/



【大崎市民病院 鳴子分院 関口玲先生】


関口先生は、仙台の東北大学から週に一度、大崎市民病院鳴子分院にきて
整形外科を担当しています。(2012年3月まで)鳴子に診察をしに来ている
ご縁から、「鳴子温泉郷湯めぐり温泉スタンプラリー」で数少ない全湯制覇を
したという実績を持っています。本人いわく、温泉好きというよりは鳴子好きと
いうことらしいです。震災後、被災地から1000名を越える被災者の方々が
鳴子温泉郷に2次避難をしていました。関口先生は病院の勤務が終えてから
ボランティアで、避難者のいる宿を訪ねて、健康相談をしてくれました。
大野隆司さんの版画を入れたオリジナル法被を自前でこさえ、楽しそうに
被災者の方々と話していた姿が印象的です。



【CSKグループさん】


当館は震災における企業の社会貢献活動のベースキャンプとしても利用されて
います。2011年夏から秋にかけCSKグループのCGU様、CSKサービスウェア様
の7回以上のべ300人の東日本復興支援ボランティア隊を受け入れました。
ボランティア隊の皆さんは、早朝出発し、連日厳しい暑さの中瓦礫の撤去など
その時その時に現場で求められる作業に汗を流されました。
こうした企業の被災地ボランティア隊をコーディネートしているのが、以前
もライフカフェの話題でブログに登場した、東京の旅行会社リボーンさんです。
こうした、民間そして企業の方々の支援が積み重なって被災地の復興が進め
られています。ありがとうございます!



【トレーシー・ストーヴァーさん】


コロンビアと日本をつなぐ活動をしている若き熱血日本男児、星子武規君
からの紹介で、アメリカ・シアトルをベースにブレスワーク(呼吸法)
トレーナーをしているトレーシー・ストーヴァーが当館においでになりました。
トレーシーさんはアメリカの支持者から、あなたは日本に行って人々を癒すべき
だと渡航費を渡され、初来日したそうです。被災地などで独自のブレスワークの
ワークショップを行う中、当館にもお立ち寄りいただき、私の知人達のため
に呼吸法のワークショップをやってくれました。
私も参加させていただきましたが、はじめて経験するとても強力な呼吸法でした。
その後、参加者の中には熱が出たりとデトックス的な症状が出たかたも何人か
おられたようです。
彼女の放つ、静かで柔らかな雰囲気も参加者の心を解きほぐしてくれました。
トレーシーさん、アメリカよりおいでいただきありがとうございました。

上段右から3人目のトレーシーさんを囲んで、仙台の仲間達と。


トレーシーさんのHP
http://breathingmandala.com/
星子さんの「コイコイハポン!」HP
http://www.koikoijapon.com/home_j.html


 

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