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【号外 岩手・宮城内陸地震につきまして】 – 旅館大沼
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【号外 岩手・宮城内陸地震につきまして】


【号外 岩手・宮城内陸地震につきまして】6/16メルマガより
皆様、こんにちは。
旅館大沼 五代目湯守です。
一昨日、午前8時43分ごろ岩手県内陸部を震源とする強い地震
があり、私の住む大崎市では震度6弱を観測しました。
亡くなられた方々に心からのご冥福をお祈りするとともに、
被害に遭われた方々に一日も早い復旧のめどがたち、
平常な状態にもどられることを切に願います。
私どもも、地震直後からたくさんの方々にお見舞いの電話や
メールを頂戴しております。
ばたばたしており、こちらの消息をお伝えできなかった
方もおられるかと思います。
この場をお借りしまして、心より御礼を申し上げます。
当館及び東鳴子温泉の被害状況ですが、TVで報道されている
ような大きな被害はありませんでしたが、揺れによって
物が落下して壊れたり、壁にひびが入ったりというような
ことはございました。
こちらまでの国道47号線は全く異常なく平常通り通行
可能です。
JRも今朝より平常運転に戻りました。
今回、一番心配しましたことは、怪我等の人的被害や源泉
の異常でしたが、それは全くなかったことは不幸中の幸いでした。
地震時私はちょうどチェックアウトされるお客様の
履き物を玄関に並べようとしていたところで、あまりの揺れに
履き物を持ったまま動きがとれなくなってしまいました。
その相当な揺れの中で直感的に考えたのが、近い将来起きると
言われている「宮城県沖地震」がついに来たかということです。
大崎市でこんなに揺れているのだから、仙台は壊滅的であろう
と予想しました。
すぐさまTVをつけるのも忘れるほどの衝撃でしたが、TVで
「岩手」と報道してたのを見て内陸型だったことを知りました。
宮城県でも栗原市などは相当被害が大きく、まだライフライン
に支障をきたしているようです。
また、栗駒のとある旅館では山津波が起き宿に流れ込み
人が生き埋めになっているとのこと、心から無事を祈るばかりです。
頻繁に起きる大地震がいつ何時自分の身に降りかかるか
わからない世の中となってしまいました。
どのように用心したら良いか、簡単な問題ではありませんが
決して「他人事」ではないということを胸に刻んで
おくことは無駄ではないと今回の地震で痛感いたしました。
旅館大沼、地震に負けず平常通り元気で営業いたしております!
今後とも何とぞごひいきによろしくお願い申し上げます。
お見舞いの御礼と現状報告でした。

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